【Debian】etch
10年以上前に一度だけインストールしたことがあるだけで、独自の世界のインストーラとdselectの扱いにくさで遠ざかったままでトラウマになっていた Debian/GNU Linux の最新版 etch を、ほんとに久しぶりにインストールした。
ネットワークインストールのイメージをCDに焼いて起動、メニューに従って、言語、キーボードの選択、パーティションの設定、パッケージグループの選択(ここが以前と大きな違いだ)であっさりとインストールできた。
こんなに簡単でいいのか?
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追記;
・最初にログインするときに root でログインしようとしたら、X ではrootログインを許されなかった。ちょっとあせる(苦笑)。
・インストールの際、パッケージグループの選択でデスクトップ、Webサーバ、SQLサーバなどにチェックを入れておいたら、Open Office Org. が入っていた。しかしEmacsやgccは入っていなかった(笑)。
・apt-get update しようとしたら、元々Network Install したにもかかわらず、しつこくCDROMを見に行こうとした。
→/etc/apt/sources.list を vim で開いて、CDROMのエントリをコメントアウト。
・時刻が現在の日本時間より9時間後になっている。
インストールの際、使用言語とキーボードの設定は聞かれたがタイムゾーンは聞かれなかった。使用言語の情報を元にコンピュータのクロック情報に機械的に9時間加算している?
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追記その2:
・時間設定についてはとりあえず apt-get install ntp
・/etc/default/rcSを見ると
UTC=yes
になっている。 とりあえず UTC=no にしておく。
/etc/default/rcS
の UTC=no にしたのと、ntpを起動したので、現在は
flax:~# date
Thu May 24 20:39:58 JST 2007
flax:~# hwclock
Thu May 24 20:40:12 2007 -0.420959 seconds
flax:~# date -u
Thu May 24 11:40:24 UTC 2007
になっている。
最初に時刻が9時間進んでいたのは、hwclock が local time になっている状態で etch をインストールしたら、UTC=yes に設定されたために、/etc/timezone の設定 Asia/Tokyo にしたがって9時間加算されたんだろう。