【TrueCrypt】Debian Etch でコンパイル&インストール
昨日から、暗号化ファイルシステム(ボリューム)ソフト TrueCrypt (http://www.truecrypt.org/) を試している。
昨日はとりあえずWindows Xpで、2GのUSBフラッシュメモリのデバイス全体を暗号化ボリュームにしたものと、コンテナファイルに(仮想)暗号化ボリュームを作ってみた。また、PCにソフトを入れないですむ「トラベラーディスク」(USBフラッシュメモリ)も作成。それから、NAS(玄箱HG) にもコンテナファイルで暗号化ボリュームを作成。これにはパスワード認証だけでなく Keyfileも設定。Keyfileは画像ファイルでもテキストファイルでもオーディオファイルでもなんでもいいらしい。
で、今日は、Debian Etch でTrueCrypt を使ってみるために、TrueCryptのソースをとってきてコンパイル。
まずLinuxのカーネルソースをインストールし、次にapt-get install dmsetup してから インストールスクリプトを走らせる。
カーネルモジュールをコンパイルするのに、思いのほか時間がかかる。Pentium4 3GHz のマシンで30分近くかかった。
コンパイル&インストール終了後、昨日暗号化ボリュームを作ったフラッシュメモリをマシンに差して、
mkdir mnt
truecrypt -M utf8,fmask=133 -u /dev/sda1 mnt
で、パスワード入力し、無事マウントできた。
これで指紋認証の高価なUSBメモリを使わなくても、また、WindowsだけでなくLinuxでも、移動中などにノートPCには一切データを残さないでメールの読み書きや「ややこしい」ファイルを安全に扱うことができるかもしれない。